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【妊娠10週目 稽留流産】診断されてから翌日のこと

前回は、妊娠7週目から妊娠10週目までのことを書きました

 

前回と同様に、現在妊娠が順調な方や、このような話が苦手な方は読まずにスルーしてください

www.kotatsu-mushi.com

 

 

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妊娠10週目 4月19日

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前回のエコー検査で、成長が止まっているかもしれないので、早めに別の医師にも見てもらうようにと言われました

 

今までは、夫が自宅にいる日で予約の取れる午後に診察を入れていたのですが、今回は早めの方がいいと言われたこともあり、娘の幼稚園バスのお見送りが終わったら、すぐに病院に行って順番待ちをすることに

 

私の地元に引っ越した時に夫の車を手放したので、毎回私の父が病院まで送ってくれていました

 

今回の件で、私1人では対応しきれなかったことがたくさんあったので、実家の手厚いサポートがある有難さを感じました

 

診察室に入ってすぐに、最後にトイレに行った時間を聞かれ、1時間以上前だと伝えると、お小水が溜まった状態だとエコーが見にくいので、トイレを済ませてくるように言われました

 

妊娠が順調ならば診察前に毎回、体重・血圧・検尿検査をして、母子手帳に結果を記入されるのですが、今回は検尿検査は初回しかなかったです

 

この時は普通にトイレに行き、また診察室に呼ばれるとすぐにエコーで確認しましたがやはり成長が止まっていて、心拍も確認出来ないとのこと

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診断は「6週目 稽留流産

 

この日で10週5日目の予定だったのですが、大きさが6週目くらいとのことでした(今回はエコー写真もらえました)

 

6週目はちょうど福岡帰省していた頃で、その2週間後の8週目の診察でサイズは小さくなっていましたが、心拍確認も出来、母子手帳も次回かな・・・と、先生に言われていたのに・・・

 

この時にすでに成長が止まっていたのか、それとも10週目でサイズが縮んだのかは、詳しくは聞きませんでした(初対面の先生だったので経過がわからないと思ったので)

 

診断確定後、先生から流産手術の説明をされ、同意書に記入し手術前の検査をすることになりました

 

流産手術の説明と手術前の検査

手術前の検査項目は

  • 採血(スピッツ5~6本取られました)
  • 検尿
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 呼吸機能検査(私が小児ぜんそくだったから?)

 

妊婦はレントゲン検査を控えることが多いので、やっぱりもうダメなんだ・・・と実感しました

 

トイレに先ほど行ってしまったので、病院のウォーターサーバーの水を飲んで何とか検尿しました

 

最後に、看護師から手術の詳しい説明と日程決めをしたのですが、私が小児ぜんそくだったので、麻酔科の医師がいる5日後に手術することになりました(現在はぜんそくではないです)

 

入院・手術の流れ

入院時間 8時50分

手術予定 14時00分

退院予定 18時00分

麻酔方法 静脈麻酔

 

持ち物

  • 生理用ショーツ
  • スリッパ
  • ナプキン(大きめ)3個
  • 記入済みの書類

 

飲食について

手術日前日の夕食は夜9時前まで

夜9時以降はお水のみとし、手術当日は7時まで飲水可能

 

注意事項

  • 化粧はしない(まつ毛エクステ、爪を短く切る)
  • マニュキア、ジェルネイルは落とす(急変時対応の為)
  • 装飾品ははずす(コンタクトも外す)
  • 車で来院しない(麻酔をかける為)
  • 手術後2日目までは自宅安静、仕事は7日目以降
  • 手術後2日目・7日目は必ず診察しに来院

 

流産手術の流れ

前処置 

  • 細い棒状の器材を子宮頸管に入れて頸管を広げる

手術  

  • 妊娠による子宮内容物を手術的に除去する
  • 時間は麻酔を含めて30分程度(通常静脈麻酔)

術後  

  • 麻酔から覚めた後も、合併症や異常所見の有無を観察し、問題がなければ同日に帰宅可能

 

起こりうる合併症とその対策

  • 妊娠した子宮は柔らかいため、手術や子宮頸管を広げる際、まれに子宮に穴が開くこと(子宮穿孔)があり、子宮穿孔が確認されたときには開腹手術などで修復手術をすることがある

 

  • 静脈麻酔の際、呼吸抑圧、血圧低下、ショック、誤嚥などを起こすことがあり、その場合は必要な薬物を投与して全身管理を行い、安全確保に努める

 

  • まれに出血が多くなることがあり、子宮の収縮が良くない場合は子宮収縮薬を投与し、出血が多量の場合には輸血することもある

 

  • 術後に子宮内に感染を起こす可能性があり、下腹痛と発熱があれば、入院して抗菌薬で治療することがある

 

  • 子宮内容物は十分除去するが、それでもまれに組織が残ることがあり、このために出血が続くようであれば、残った組織を再手術で除去することがある

 

  • 術後2日目と7日目に外来受診をし、術後の回復が順調かどうか診察する

 

  • 排出された組織は病理検査を行い、胞状奇胎などの異常妊娠でないことを確認する

  

上記の説明は、私が通院していた病院のものなので、全ての病院で当てはまるわけではありませんが、おおむね流れは一緒だと思います

 

こうして看護師から、手術までの詳しい流れを聞きました

 

その時に受けとった書類の内容は

  • 手術の同意書(自分と夫も)
  • 入院申込書(自宅の住所や、夫、実家の連絡先を記入)
  • 入院誓約書(病院に迷惑かけませんという誓約書)
  • 入院時問診票(自分や家族の既往歴など)
  • 個人情報保護に関するアンケート(病室の入り口の名前の掲示や面会制限など)
  • アレルギー・アナフィラキシーと薬の問診

ちなみに大部屋利用の場合で3万円、個室利用で5万円の入院保証金となっていました

もし別途、処置が発生するとその分が加算されるとのことでした

 

帰宅してからは、入院・手術の際に提出する書類を、夫とお互いに確認しながら一気に記入しました(夫も記入する箇所があります)

 

診察後に初めて腹痛と出血

こうして5日後の手術日を待つだけとなったのですが、この日の夕方から腹痛と小量の出血が始まり、深夜には重い生理痛、もしくは軽い陣痛のような下腹部をグーッと絞られるような痛みが始まったので、あまり眠ることが出来ませんでした

 

眠れないので、ベッドに横になりながら、流産手術のことをスマホで検索

 

いろいろ検索していると、稽留流産と診断されても、手術をせずに自然流産を選ぶ方法を知ることに・・・

 

自然流産とは

自然流産は、妊娠12週未満の初期流産で、胎嚢が自然に排出されるのを待つことで、急に腹痛が強くなり、胎嚢が体外へ排出されると進行流産となります

 

進行流産になった場合、出てきた胎嚢を自分で回収・持参して速やかに病院を受診するようにとなっていました

 

私は前日の夕方まで腹痛も出血もなく、先生からも自然流産のことは全く聞いていなかったので、自然流産の体験ブログなどはかなり衝撃な内容もありました

 

私の周りでも妊娠初期に流産をした友人も何人かいて、手術のことは聞いていましたが、自然流産の話は誰からも聞いたことがなかったのです

 

この時に、深夜のスマホ検索をしていなかったら、翌日は確実にパニックに陥っていたと思います・・・

 

自然流産の始まり 4月20日

翌朝も陣痛のような痛みは続いていて、トイレでティッシュに1cmくらいの血の塊が3~5個くらい付いてきたので、念のため病院に電話連絡をすることに

 

看護師からは、また固形のものが出たら流さず持ってくること(この時は流してしまいました)、午前中に医師の診察を受けること、そのまま入院の可能性もあるので入院準備もしてくるようにと言われました

 

この日は土曜日で、夫が朝~夜まで仕事だったので、父に連絡して私は病院、娘は実家で預かってもらうことに

 

診察時には、内診台に乗るのも申し訳ないくらいに出血量も増えていました

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この日は院長で、またしても初対面でした

 

当日の手術が出来るかどうか確認していましたが、土日・祝日は流産手術が出来ないので(緊急ではない為)水曜日だった手術日を月曜日に早めることに

 

この時に、先生からは手術前に自然に出てきちゃうかもしれないことと、もし出血が多くなって怖くなったら連絡するか、また診察にくるように言われました

 

エコーで胎嚢を確認したのもこれが最後になります

 

このまま病院にいても出来ることはなかったので、実家に帰宅

腹痛は強くなっていましたが、お昼ご飯はしっかり食べることが出来ました

 

しかし、この2時間後に下腹部と尾てい骨をグーーっと押されるような、まさに陣痛のような痛みがおそってきたのでした・・・

 

長くなったので、また次回にします