先にお伝えしますが、これから書く内容は、あまり明るいお話ではありません
今回の経験をブログに書くのも勇気がいりましたし、書いて良いのか迷いました
それでもブログに書き残こそうと思えたのは、私自身も不安でたまらなくなって、スマホで検索魔になっていた時です
同じような悩みを相談している人の話や、過去の経験ブログを読み、これから私はどんな状況になるのかを、先に知ることが出来たので、実際にその状況になっても、落ち着いて対応出来たのかなと、今になって思っています
私だけじゃなく、たくさんの人が同じ経験をしていることも今回のことがなければ一生、知ることもなかったのかなと思いました
もし現在妊娠中で特にトラブルなく順調な方や、このような話自体が苦手という方は、読まずにスルーして下さい
それでは、書いていこうと思います
妊娠4週目 3月6日初診
3月上旬に2度目の妊娠が発覚しました
市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たので、娘を出産した病院へ
まずは検尿検査の指示があり、その結果が出る頃に診察で呼ばれます
私からもエコーの画像がモニターで見えるようになっているのですが、まずは5cmの嚢胞が黒い丸ではっきり見えました
もうすぐ4歳になる娘を妊娠した時にも4cmの嚢胞があると言われましたが、当時の妊娠出産には全く影響はありませんでした
しかし今回は5cmと大きめだったようで、悪性かどうかの判断のため、腫瘍マーカーの採血検査をすることになりました
エコーでは腹水(出血)も見つかりました
腹水の原因はわからなかったのですが、こちらは自然と体内に吸収されるとのことでそのままで様子を見ることになりました
そして最後に無事に胎嚢も見つかりました
先生の口から一番、聞きたかった言葉
『おめでとうございます』
言われた時はもちろん嬉しかったですが、頭の中は、嬉しさと不安でぐるぐる・・・
大きめの嚢胞や、腹水という血が溜まっているなど、娘の時には言われなかったことをいっぱい聞いて、大丈夫なの?っていう感じでした
(嚢胞は胎嚢の左上に写っている大きな黒い丸いものです)
それでも、一応おめでとうって言われたし、手元にはエコー写真もちゃんともらえたし、ひとまず良かった!と喜びました
次回の診察は2週間後でした
妊娠超初期 つわりの症状が始まる
診察を受けた頃から、毎朝飲んでいたコーヒーが全く飲めなくなりました
カフェインだから控えたのではなく、コーヒーの味や、飲んだあとの口の中が気持ち悪く感じる様に
娘の時は、初期の頃は美味しく飲んでいて、途中からノンカフェインコーヒーへ変えました
しかし、9週目くらいに軽い食べつわりが始まるとコーヒーの味がダメになり、炭酸水レモン味ばかり飲むようになりました
当時は病院のクラークで、8時半~18時勤務で立ち仕事、常に先生や患者さんに気を使う仕事でした
職場ではつわりの症状は軽く感じ、帰宅後やお休みの時はダルくて気持ち悪くて横になることが多かったです
それでも噛みごたえのあるグミを食べていれば家事も出来て、食事は比較的何でも食べることが出来ました
今回は4週目の超初期から食べつわり、においつわりが始まりました
前回よりも気持ち悪さも強く、寝ている時以外はずっと船酔いしているようでした
ミンティア、飴、カリカリ梅などを常に口の中に入れておかないと吐き気が襲ってくるのです
飴の味も柑橘類がダメで、ぶどう、りんご味は大丈夫、飲み物はお茶系、炭酸水ダメで、薄めたポカリくらいしか飲めませんでした
葉酸タブレットも気持ち悪くなりましたが、1日1つ食べればいいものだったので、我慢して食べました
吐きつわりではなかったので、つわりの中でも軽めなのですが、娘の時より5倍くらいキツかったです
(つわりが重い人は、水も飲めず1日に何度も吐いて、妊婦なのに体重が5~10kg減ったり、点滴で入院しないといけないくらいになるようです)
こんな調子なので、買い出し、食事作り、後片付け、夫が家にいるときは娘の世話などほとんど丸投げに・・・
においつわりは、ご飯の炊けるにおい、味噌汁などのダシのにおい、申し訳ないのが、夫と娘が入った後のお風呂と脱衣場もダメでした(笑)
唯一出来た家事は洗濯でしたが、洗濯機に入れたら後はソファーにゴロン、なんとか干していました
リビングにはおもちゃがあふれ、掃除機をかけるのもしんどかったので、どんどん家の中が荒れていきました
娘の入園準備も中途半端でしたが、実家に集合した時に母姉妹の3人に手伝ってもらい何とか終わりました
つわりが終わるのは個人差がありますが、早い人で11週~15週までずっと続きます
長い人だと出産まで続く人もいるようです
私もまだまだ4週だったので、あと2か月この状態なんて絶対無理!!
つわりの終わりが果てしなく遠く感じました
スマホの検索履歴は
つわり いつ終わる
つわり 乗り切り方
つわり 食べれたもの
・・・と、つわりのことばかりでした
仕事もしていないのに、家事も育児も出来ず、毎日ソファーで飴を舐めながら横になるしか出来ず、なんてどうしょうもない人間なんだろう・・・と自己嫌悪にもなりました
妊娠6週目 3月20日
前回の診察から2週間後に同じ先生で診察でした
採血結果も出ていたのですが、結果はCA125(CLIA)65.1で異常値
通常の上限値は35.0ですが、妊婦は100までが上限値らしく今のところ大丈夫とのことでした
また2か月後に再検査となりました
エコーでは腹水はまだありましたが、少しずつ吸収されていて減っていました
そして、胎嚢の中に胎芽も見えました
サイズはCRL 6.7mm
順調に育って行く我が子にほっとしましたが、前回指摘された嚢胞が7cm以上に大きくなっていましたが、こちらも今出来ることはないので様子見でした
実はこの日の4日後に、夫の実家のある福岡に家族で帰省することになっていました
3泊4日で飛行機予約も妊娠が発覚する前に取っていました
まだまだ安定期ではなかったので飛行機移動も心配しましたが、先生に相談すると
- 体調の変化は本人しか気づくことが出来ないので、お腹の張りや痛みが出たら安静にすること
- 旅行先でも無理せず、近くの病院も調べておくこと安心
という自己判断に任せる感じでした
この時のスマホ検索履歴は
妊娠初期 飛行機大丈夫か
妊娠初期 飛行機 服装
妊娠初期 手荷物検査 X線
妊娠初期 気圧の変化
・・・など飛行機搭乗の注意を調べていました
つわりはありましたが腹痛も出血もなく、娘が幼稚園入園前で夫の連休が取れるタイミングは今しかないと
何よりも一年以上帰省していなかったので福岡行きを決めました
義母には夫から、妊娠したことや、まだ初期のことを電話で伝えてもらいました
義母が嬉しくてテンションあがったようで夫側の家族グループラインですぐに私の妊娠を伝えていました
とても気さくで愛に溢れる義母で、個人的に電話やラインもするような関係で、心の距離感が近いからか結構突っ込んだ話もされてきました
自分の父母は全く2人目の話は全くしてこなかったのですが・・・
(後でわかったのですが、私の父にも〇〇ちゃんは2人目まだなのかしら?と義母が何度か電話で聞いていたようでした(;^ω^))
まだ初期なので伝えて大丈夫だったかな?と思いましたが、皆喜んでくれました
3か月前と1か月前に、義姉2人がそれぞれ男の子を出産したばかりだったこともあり、グループラインは可愛い赤ちゃん写真いっぱいで盛り上がっていましたし、ようやく私もその流れにも乗れたような感じでした
義姉2人が妊娠中だった頃から○○ちゃん(←私の名前)もそろそろ2人目かな~次は男の子欲しいね~と、グループラインでもプレッシャーを感じる義母からコメントもあったこともあり、今回妊娠したことで福岡に帰省しやすくなりました
もしまだ妊娠出来ていなかったら、逆に帰省しずらかったと思います・・・
こうしてミンティアと飴を大量に持って福岡へ帰省することになりました
妊娠初期のつわり中に食べやすかったもの
覚書として残しておきます
お菓子
- ミンティア(2週間で8個全て食べてしまいました)
- フルーツ飴
- カリカリ梅(2袋購入)
- プチのポテトチップス
娘も1日中、ポテチや飴を食べたがる様になったので、野菜を電子レンジでチンした物を娘と一緒におやつ代わりに食べたりしました
食べ物
- 冷たいおにぎり(梅、ツナ)
- サンドイッチ(ツナ、卵)
- 冷たい冷麺(そうめん)
- 冷たい惣菜(高野豆腐の煮物)
- 大根の浅漬け
- ブロッコリー、ニンジン、インゲンを電子レンジでチンして冷ましたものをマヨネーズとケチャップで食べる
- バナナ
- リンゴ
夫が仕事帰りに買ってきてくれるスーパーの冷たい和食の惣菜は食べやすかったです
冷たい方がにおいが薄れるので食べやすかったです
飲み物
- 薄めたスポーツドリンク
- 白湯
葉酸タブレット
粉ミルクでもお世話になったビーンスタークの葉酸と鉄が取れるタブレットを食べていました
錠剤を飲むのが下手なので、舐めたり噛んだり出来るタブレットにしました
柑橘系の味が苦手になってしまったので、レモン味は失敗でした(食べた後は、歯ブラシで舌磨きしたくなりました)
アプリの試供品でサプリのサンプルがもらえたので、タブレットが無くなったら試してみようと思ってました
食べなかった食品
- 生魚(刺身、寿司など)
- 土付きの生野菜
- ナチュラルチーズ(モッツァレラ、チェダー、粉チーズ)
加熱処理をしているプロセスチーズは毎日少しずつ食べていました
乳幼児には禁忌のハチミツや黒糖は、妊婦は大丈夫でした
夫と共有出来るアプリ
妊娠するまでは無料版のルナルナのアプリを使っていましたが、妊娠希望ステージから妊娠中ステージに変わると無料版では色々物足りなくなりました
今回は夫とも共有できる無料のアプリを探して、評価の高かったものをダウンロードしてみました
『トツキトオカ』というアプリです
赤ちゃんとママの週数に合わせた情報もあり、パパへのアドバイスもあります
検診の予定日を入力しておけば事前に教えてくれる機能や、診察結果も画像と文章で残せたり、産後にこれまでのエコー写真などをフォトブックにすることも出来ます
トップページの赤ちゃんのイラストもどんどん成長していきますし、画面をタップすると赤ちゃんが色々話しかけてきてくれます
私も毎日何度もタップして小さい赤ちゃんに癒されていました
久しぶりの妊娠で、色々不安になりながらも妊娠生活が始まりました
長くなったので、続きは次回にします