まだ早いですが、雛祭りが近づいてきたので、今回は福岡の柳川雛祭りに行った時のことを思い出しながら書きたいと思います
夫の両親と姉家族、兄家族は福岡で、私達だけ関東です
私達が福岡に帰省するのは1年に1度くらいなので、毎回福岡の美味しいものを食べさせてもらったり、いろんな所に連れて行ってもらいます
本当にありがたいです( ;∀;)
そして去年の2月に帰省した時は、ちょうど柳川雛祭りを開催中だったので、柳川に連れていってもらいました
義理のお母さん、義理のお姉さんと子供2人(姉妹)で、夫だけが男子でした
女子ばかりでさっそく柳川へ向かいました
西鉄の柳川駅からは、送迎バスが会場まで出ていて、20分ほどで到着です
柳川の川下り
北原白秋のふるさととして有名な水郷柳川では、掘割(ほりわり)とよばれる水路があり、その水路を船にのってめぐることが出来ます
船乗り場のベンチに貸笠が置いてあったので、子供達に被せて写真撮ったりして船を待ちました
そうこうしていると、どんこ舟と呼ばれる船が到着しました
私がときめいたのは、冬の時期は、船の中にある長テーブルがこたつになっているのです!!こたつに入りながら、のんびりまったり景色を楽しみながら川下りが出来るんです!!
靴も脱ぐので、完全にくつろぎモードです☆
手荷物のベビーカーは特に何も固定せずに船の先頭に置かれたのですが、そんなに揺れないので大丈夫なのかなと思いました
しかし、前方の景色を写真に撮ると、ベービーカーが写り込んでしまうので、他のお客さんには申し訳なかったです・・・
私達が乗った「どんこ舟」の船頭さんはいかにも大ベテランな方でした
たまに繰り出すジョークに反応出来ない時もありましたが(笑)
1時間ほどのまったり船旅に、当時2歳の娘はすぐに飽きて機嫌が悪くなってしまいましたが、船頭さんが娘に何度か話かけてくれたおかげで無事に下船しました
御花のうなぎ
川下りの後は、うなぎのせいろ蒸しを食べに、御花(おはな)にいきました
「御花」は柳川藩主立花家の邸宅で、現在は料亭旅館となっています
日吉神社での挙式後に、花嫁舟に乗って、御花へ向かう結婚式のプランもあるようです
その土地でしかない伝統文化だそうで憧れますね☆
そんな御花での昼食です
うなぎを食べに来たのに、実はうなぎが苦手でした
私の母も苦手なので、土用のうなぎは、焼き鳥(タレ)を食べていました
そんな私でも、御花のうなぎのせいろ蒸しは美味しく食べることができました!!
蒸されているからか、とても柔らかくて、苦手な小骨もほとんど感じなかったのです
娘とシェアして食べたのですが、娘がうなぎのせいろ蒸しが気に入ったようで、ほとんど食べていました(もっと食べたかった・・・)
子供が3人いたので、座敷にしてもらえたり、子供用の椅子や、スプーン、フォークも用意してもらえたのも助かりました
日本庭園の松濤園の見学
昼食の後は、御花のレストランからつながっている、松濤園(しょうとうえん)という日本庭園をみたり、史料館を見学しました
ここでのさげもんがとてもキレイでした☆
さげもんとは?
・柳川では、女の子の初節句に色とりどりの「さげもん」とよばれる飾りを、ひな段と一緒に飾る習わしがある
・さげもんは、縁起のよい動物(鶴・うさぎ・ひよこ)などの布細工と、鮮やかな糸で巻いた「柳川まり」を組み合わせたもの
・「幸福」「健康」などの母親・祖母・親戚等の願いが込められている
通路や部屋一面に、たくさんのさげもんが飾り付けてあり、なんだかとっても心が温かくなりました
初めて見るのに、なぜか懐かしく思える光景でした
私の娘は、かわいいー!と喜んでいました
2019年 柳川雛祭り・さげもんめぐり
2月11日(祝・月)~4月3日(水)で、期間中は色んなイベントも開催しているようです
柳川の街の雰囲気もとても素敵なので、また機会があったら訪れてみたいです☆